2005年10月13日

Help - A Day In The Life

War Child Musicが最近出したチャリティアルバム。UKの旬のアーティストたちがこぞって新曲、カバー曲を提供し作ったこのアルバム、最新のUKの音楽シーンに興味があれば是非ともチェックしておきたいアルバムだ。その中から気になる曲をピックアップしてみた。

Coldplayで始まるこのアルバム、なかなかいい滑り出し。Coldplayあまり好きじゃないけど、この曲で一気にリスナーはこのアルバムに引き込まれることは間違いない。
Radioheadの新曲、"I Want None Of This" 。ピアノとコーラスがブルージーなradiohead流ゴスペルとでもいおうか。"We Suck Young Blood"の系列。でもこれ一曲で次のアルバムを占うのはちと早いかも。久しぶりのトムの歌声が嬉しい♪
Keane "Goodbye Yellow Brick Road"。言わずと知れたエルトン・ジョンの名曲のカバー。これ、いい!!原曲より、イイ!!Keanってこんなに良かったっけ?この曲、最初に日本語タイトルが『黄昏のレンガ路』だったせいで、夕暮れのイメージがあるのだけど、まさにこのバージョンはそんな夕暮れ時が似合っている素敵な仕上がり♪

ライナーにも文章を寄せているEmmanuel Jal、彼はスーダンの少年兵だったそうだ。そんな彼がラッパーとなった過程には何があったんだろう。平和な日本にいてはわからない世界の現状、でも少しでも頭の片隅に入れておかねば。。。
Gorillaz "Hong Kong"。香港という割にここで使われている弦楽器、お琴に聞こえる。どちらかというとジャパネスクという感じ。西洋人のアジアを見る目(聴く耳)はまだまだですなあ^_^;

Marvin Gaye "I Hear It Through The Grapevine"の、とってもノリの良いカバーをやっているのはKaiser Chiefs。青臭いんだけど、カッコいい。こんな感じで、古い曲が新しく紹介しなおされるのはとても素敵だと思う。
The Magic Numbers、ヴォーカルがキャット・スティーヴンスに似ている。
The Coral、彼ららしいナンバー。来日するらしけど、ライブはどんなんだろう。
Elbow "Snowball"。一瞬、Peter Gabrielかと錯覚するほど、声はともかく曲の雰囲気が似ている。Bjorkっぽい感じもある。

The Go! Team、これなんかもう日本の60年代グループサウンズの音!!UKのバンドの音に聞こえないのが面白い。メンバーに日本人もいるそうで、これからの注目株になりそう。ファンキー、ポップ、サイケ、レトロのごっちゃ煮。

ラストは、Happy Christmas (War Is Over)。ジョン・レノンのカバー。今回のチャリティCDの主役である戦争の犠牲になっている子どもたちへのクリスマスプレゼント。この曲を聴いて、そうだ、これはチャリティのアルバムだって思い出すという算段。。。。ところでこの曲、George and Antonyという人たちがやっているのだけど、AntonyはAntony & the Johnsonというユニットの人らしい。で、Georgeは、Boy Goergeらしいのだけど、本当?この前TVでBoy Goergeのノーメーク姿(ただのおっさん^^;)を見たばっかなので気になる。。。

他にも秋の夜長に聴くといいようなしっとりした感じの曲が多くて、コンピレーションといえども統一感があって長く楽しめる感じだ。

10年前に出たチャリティアルバム"Help"は、月曜日にスタジオで録音して、土曜日にCDを発売して、日曜日にNO.1をとる、みたいにして作られたらしいが、今回のはそんなもんじゃなかったらしい。9月9日にみんなせーので曲を録音し(みんな世界のあちこちにいたらしい(笑)、ゴリラズは香港に、カイザー・チーフスはベルリンに、といった具合)、24時間以内にダウンロードで販売を開始したのだ。まさにたった"A Day"で事は運んでいった。だからタイトルが「人生の一日」というわけなのね。多くのミュージシャンが自分の人生のうちのたった一日を提供しただけで、こんなに素晴らしいコラボレーションが実現した裏には、もちろんインターネットの力があったわけで、今更ながら時代は凄いことになっていることを感じる。。。

このアルバムがどんな成り立ちであるにせよ、戦争の犠牲になっている世界の子どもたちに思いをはせながらこのアルバムを聴きたい。ホワイトバンドみたいな何に使われるかわからないもの買っちゃって悩むより、即チャリティに直結していると思うから。

War Child Music



BGM: Radiohead "I Want None Of This"


posted by tomtomradio at 00:07| Comment(6) | TrackBack(0) | 現在進行形90年代以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
「HELP」第2弾そんなによろしいのですか?
Radiohead新曲なんですね?Keane楽しみですね。COLDPLAYは新曲なのでしょうか?
「Help」の時には知っている曲ばかりだったので、かなりがっくりでした。楽しみです。

もしよろしかったらうちの音源聴いてください。
そしてぜひ感想聞かせてください。
お待ちしております。
Posted by Hiroshi at 2005年10月17日 12:08
Hiroshiさん、こんにちは。
Coldplayは日本盤にあった曲の歌詞を変えて歌いなおしたものらしいです。他のアーティストの曲も、殆どはこのアルバムのために提供されたのらしいです。詳しくはWar Chile MusicのHPに書いてありましす。
Radioheadももちろん新曲です!

10年前の"Help"は聞いたことないです。今は入手困難みたいですね。

バンド始まったばかりなんですね。頑張れ〜(^O^)/
Posted by tomtomradio at 2005年10月18日 14:56
僕のお気に入りのバンドHard−Fiが「Help Me Please」を提供しているみたいですね。ヤフーの記事にあったROCKIN' ONのサンプラーCDにも「HARD TO BEAT」入ってるみたい。このバンド只今大PUSHです!
Posted by ゆずろぐ at 2005年10月19日 01:59
Hard-Fi、私はまさにこの2曲しか知らないのですが、曲調は結構対照的です。
「Help Me Please」はしっとりしたバラード調です。「HARD TO BEAT」はフランツみたいにダンサブルな感じ。
色々なタイプの曲をこなせるバンドという感じですね。将来楽しみだ♪
Posted by tomtomradio at 2005年10月19日 16:22
「HARD TO BEAT」みたいな曲が多くを占めています。この曲みたいな感じだと思って頂ければ・・・。フランツはSONYのWALKMANのCM曲しか知りませんが、確かに似ていると思ってました(笑)。
Posted by ゆずろぐ at 2005年10月19日 23:54
最近のUK物はフランツに追いつけ追い越せという感じ?フランツの勢いは凄いですよね。
でも、フランツはファーストは聞いたけど、いまいち、かな?昔のロキシーミュージックを聴いているほうがいいかな、私は^^;
Posted by tomtomradio at 2005年10月21日 10:26
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