2006年09月21日

Delaysに、惚れた〜♪

前回取り上げたのがThe Mars Volta、今回取り上げるのはDelays。全然共通点がないな。はあ、一体どういう耳してるんだ、私。

ディレイズは、イギリスのサウザンプトン出身の4人組。2004年に1st"Faded Seaside Glamour"を、今年、2nd"You See Colours"を出している。

メンバーのうち、殆どの曲を書いているのはGreg Gilbert(ヴォーカル、ギター)とAaron Gilbert(キーボード、ヴォーカル)の兄弟。
ディレイズの一番の特徴でもあるグレッグの高音ファルセットは、女性が歌っているのかと一瞬勘違いするくらい、美しく繊細に響き渡る。でも地声はとてもハスキー。そのハスキーさと繊細なファルセットが楽曲の中で交互に響き渡るのがディレイズのヴォーカルの魅力。その切り替えの瞬間がたまらんのよ〜。癖になるんだな、これが。こんな美声、ここ何年かお目にかかったことがないと思う。というか、今までにあまり聴いたことのないタイプなのだ。
彼が子どもの頃、ウィーン少年合唱団にいた、と言われたら絶対に信じてしまうに違いない(実際は違うけど^^;)。

1stは、まずはその声の魅力を余すことなく伝えようとしている曲が多い感じ。それはそれでとても彼の声を楽しめるし、楽曲もメロディがすごく良いし、ハーモニーやエレクトリックなアレンジも美しく、でもまだ、ぼくら優等生です、と言う感じ。セカンドを聴いた後に聴いたんだけど、全体的に大人しめで、まだまだ正統派のゆったりとしたギターポップと言う感じだ。

でも、セカンドで彼らはガツンと来る曲を作れるようになったと思う。リードシングル"Valentine"の突き出る爽快さ、これは中毒性を持っていて、いったんはまると聴くのを止められなくなる。アルバム全編を通してロック寄りにダンサブルにチューンされて、1stのちょっとお坊ちゃんぽい所がかなり薄まってきた。本編最後の曲"Waste of Space"が僅かに1stの雰囲気を伝えている。
でも、あくまでも端整に、瑞々しく、キラキラしたドリーミーな雰囲気はこの2枚に共通したディレイズの本質とでもいえるもの。こんなに清々しく、純粋なポップミュージックにお目にかかれたのは、いつが最後だったろう。。。

何に似ているかって、例えようがないのだ。巷では、ラーズの再来、なんて言われているようだけど(ちなみにラーズ聴いたことないし^^;)、今ディレイズに似ているアーティストを挙げて、と言われても、すぐには出てこないなあ。

ちなみに、このグレッグ兄弟、見た目もかなり麗しい。私がン十年若かったら間違いなく「王子様」と呼んだだろうなあ(^^♪

 

BGM: Delays "Out Of Nowhere"
posted by tomtomradio at 14:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 現在進行形90年代以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

The Mars Volta / Amputechture

The Mars Volta、11月来日決定!!

だって♪

もし、AmputechtureからTMVを聴こうと思う人がいたら、とりあえずやめとけ、って言いたい。
前作"Frances The Mute"では、(その中ではかな〜り取っ付き易い)"The Widow"でちょっとばかし騙されてTMVを聴き始めたヒトもいるかもしれないけど、今度のアルバムにはそんなヤワな曲は入っていない。私が思う限り、シングルにしてもよいようなのは皆無。。。思いっきり一見さんお断りの雰囲気が漂う。

前作にあったようなプログレの香りは2曲目を除いて一掃された感じ。ハードロックっぽさもかなり薄まった。かわりに香ってくるのはモダンジャズ。
前半の数曲は今までのTMVの感じがあるけれど、6曲目あたりからの展開が物凄い事になっている。混沌としていてもう何のジャンルのレコードを聴いているのかわからない感じ。。。強いて言えばジャンルは”マーズヴォルタ”?!

今回も、オマーは指示する側に回っていて自分ではギター弾いていない(5曲目以外)。そして、ジョン・フルシアンテにここまで全部弾かせちゃうオマーって一体。。。それに付き合うジョンもジョンだ!

こうしてみると、TMVってなんかオマーの頭の中に渦巻くものを体現させる為のプロジェクト?!という感じが一枚ごとに強くなっているような気がする。聴く側の都合なんて考えてないのは、最後がブツっとストップボタンをいきなり押したような終わり方をする事からも窺える。口当たり良くしよう、なんてことまったく思いつかないみたい。

もう既に4枚目が出来上がりつつあるということ。。。早いよ、ペースが!
どこまで聴く側がついていけるかなんて、全然考えてないし。
でも、今回見えてきたジャズっぽいアプローチの次はどんな展開になるのか、興味は尽きない。

この記事を書いている間に11月来日決定を知ったのだけど、ライブでオマーがどうやってこの音を再現するのか(出来るのか?!)見てみたいけど、ドラマーはこのアルバム撮った後に首になっているって言うし(理由がサボっているから、らしい^^;)、新しいドラマーを迎えてのライブはどうなるんだ?という疑問も無きにしも非ず。
きっとニュードラマーはオマーに鬼の様にしごかれているんだろうな、今頃^_^;



BGM: The Mars Volta "Tetragrammaton"
posted by tomtomradio at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 現在進行形90年代以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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