2006年06月28日

"To Exit Music (Radiohead Tribute)"

新作の待ちぼうけを食らって、色々と浮気したくなっている今日この頃^_^;
来週にはトムの新譜が出るけれど、新作まで間が持たない、と嘆いている人たちに、レディオヘッドのカバーをちょっと紹介。
ジャンルを超えて、レディオヘッドが多くのミュージシャンにカバーされているのはとても興味深い。中には、なんだ、これ?というのもあるけれどね^_^;

最近聴いたのは、"To Exit Music (Radiohead Tribute)"。今のところ、最新のカバー集だと思う。
でも、殆どがクラブ系のアーティストらしくて、知っているのが全然いない。音も、クラブ系(笑)
ダラダラと、BGM感覚で流せるのが良い。
"High & Dry"がロバータ・フラックの"Feel Like Makin' Love"のノリなんだから。。。まさかこれがR&Bになるとは思わなかった。
"Just"は、原曲がすぐ分かるほどオリジナルに近いけど、ホーンセクションが入っていて、これがまたカッコいい。
"Blow Out"はアコースティックでしっとりと女性ボーカルで聴かせてくれる。
"Karma Police"はジャズ。これ以降の後半は、ちょっと暗い感じ。もう少し、軽いノリのもので締めて欲しかったような気もする。

他にもクラシック系だと、ピアニストのChristopher O'rileyも2枚出しているし、"Strung Out On Ok Computer - String Quartet Tribute To Radiohead"や"Strung Out Kid A: String Quartet Radiohead"なんてアルバム丸々カバーしている弦楽四重奏バージョンまである。

オライリーさんのピアノのレディオヘッドは、ものすごい音数で、どうやって弾いているんだろう、と思ってしまうほど凄いんだけど、聴いているとどうも眠くなってしまうのがなんなんだなあ。。。
弦楽四重奏は、もう完全に喫茶店向けとしか思えない。"Kid A"のほうは聴いたことがないのでちょっと聴いてみたい気もするけど。

ジャズでもBrad MehldauやJamie Cullumがカバーしている。こっちのほうは全然聴いたことない。
カントリー系でも、"Corporate Love: Bluegrass To Radiohead"なんてのがある。

そしてカントリーと言えば、Hard 'n Phirm "Rodeohead"は外せない。
レディオヘッドナンバーのブルーグラス版メドレーだ。ハチャメチャ笑えるんだな、これが(^^♪
「収録曲」は、Everything In Its Right Place, Planet Telex, 2+2=5, No Surprises, Optimistic, Karma Police, Knives Out, Creep, Morning Bell, How To Disappear Completely, Just, Fake Plastic Trees, Nice Dream, Paranoid Android, Subterranean Homesick Alien。他にもワンフレーズだけ出ていたりとかありそう。
Creepが最高に面白くて、"Run~~"の部分が、逃げろや逃げろっ!!て感じ、汽笛まで鳴っちゃって^_^;

え〜、あの曲がカントリーでもイケちゃうんだ、と、笑いの次には感動さえ覚えてしまうこのメドレー、どこかで見つけたら是非聴いてみて〜♪
(以前はhttp://www.hardnphirm.com/に音源があったけど、今はないみたい^^;)

他にも、こんなレディオヘッドがあるよ、って知っている人、ご一報を(^o^)/

  

BGM: Pete Kuzma featuring Bilal "High & Dry"
posted by tomtomradio at 01:22| Comment(0) | TrackBack(0) | radiohead | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

The Vines / Don't Listen to the Radio

ザ・ヴァインズはオーストラリアのバンド。
以前から、名前は知っていたけれど、聴いたことはなかった。
MTVで見た"Don't Listen to the Radio"のPVで初めて聴いたヴァインズは、短いながらも、フレーズが印象的、またメロディが覚えやすく軽快、コーラスワークも気持ちよくて、なかなか良い感じだった。
そしてこの曲が収められている3枚目となる最新アルバム"Vision Valley"も、トータル三十数分と短いけれど、リピートして聴きたくなるドリーミーかつパンキッシュな雰囲気を持った良い作品だと思う。

ヴァインズはヴォーカルのクレイグ・ニコルスの精神的疾患(アスペルガー症候群)によって、活動を一時停止していたそうだ。ライブでもトラブル続出、ラジオ局でもトラブルを起こして、2度と彼らの曲はかけない、とまで宣言されてしまった、不運なバンドだった。
今は、クレイグも落着いて治療に専念し、アルバムを一枚作れるところまでたどり着いたと言うわけだ。

そんな経歴の彼らがつくった曲がこのなんとも挑戦的なタイトルの"Don't Listen to the Radio"。でも内容は、ラジオ局への恨みつらみなんかじゃなくて、もっとパーソナルなものなんだそうだ。
でも、ラジオ局はこんなタイトルの曲かけづらいだろうな。。。
また、他のプロモート用の曲"Gross Out"も70秒ちょっとの俊足曲、これもラジオではかけづらいんだそうだ、短すぎて、ランキング用にカウントできないんだって。

彼らは、まだツアーに出るなんて段階じゃないらしい。まだまだクレイグの病状(と言うか、直るもんじゃないよね、これ)を鑑みると、ツアーするのは無理だと感じる。

こうしてみると、ロックバンドって何もアルバム作ったからって、ラジオ局に媚びるような曲を提供しようがしまいが、また、ツアーに出ようが出まいが、そんなことどうでもいいように思えてくる。大事なのは、人の心に響く楽曲を作ること。これだけを目指してもいいんじゃないか、って。
彼らは、デビューの時からビートルズとニルヴァーナが出会ったような音、と形容されてきたそうだ。
ビートルズだって、後期はライブなんかやらなくても、素晴らしいアルバムを出し続けることが出来たし、ヴァインズもそうなってもいいんじゃないかと思った。つまり、こうやってスタジオで素晴らしい曲を作り続けることも、彼らが選択できる道だと思う。



***

さて、この"Don't Listen to the Radio"というタイトルが、最近持ち上がった、NHK-FM廃止という暴論に対する皮肉に聞こえて仕方がない。別にこの曲はラジオ局を攻撃する意図はないけれどね。

Don't listen to the radio
Hear something that ya ready know
I got no radio

日本のラジオ局の中で、いまや一番の個性的なラジオとなってしまった感のあるNHK-FM、これがなくなったら、どこのラジオ局でもかかる曲は同じ。なら聴く必要ないでしょ、と言う感じ。
NHK-FMはいわばニッチ産業みたいなもんで、音楽リスナーの我侭な要求に唯一答えてくれる素晴らしいラジオ局なんだから。。。

BGM: The Vines "Don't Listen to the Radio"
posted by tomtomradio at 13:20| Comment(2) | TrackBack(1) | 現在進行形90年代以降 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

West Coast Rock Perfect Collection vol.6

またまた間が空いてしまったけど、やっと半分まで来た!!
1974年から76年くらいまでの曲が収録されている。
もう、このあたりは全然60年代の影はなし。

1. Dance With Me / Orleans

爽やかなギターのイントロとコーラスが印象的な、いかにもウェストコースト!!なんて感じの曲。この曲でオーリアンズは有名になった。でも彼らはニューヨーク出身だそうだ。名前の由来は、メンバーがニューオリンズの音楽が好きだったからだそうだ。2枚目のアルバムを出すにあたり、所属レコード会社ともめて、結局アサイラムが彼らのアルバムを出したことで、ウェストコーストと繋がる事になったんだろうと思う。

2. Take Me In Your Arms / The Doobie Brothers

熱いドゥービーからクールなドゥービーに変貌する直前の作品。まだここでは泥臭いロックンロールが聴ける。

3. Get Closer / Seals & Crofts

この曲は私は記憶にないので、日本ではヒットしていないと思われる。

4. Lyin' Eyes / The Eagles

アルバム「呪われた夜」からの第2弾シングル。今までのカントリータッチの優しいイーグルスの印象が強い曲だ。
でも、アルバム自体は、結構ダークな雰囲気に包まれているんだよね。名盤です。

5. Mockingbird / Carly Simon & James Taylor

あ〜、こんないちゃいちゃソング出しちゃっていいのっ?!って当時思った。ま、夫婦なんだからどうぞご勝手に。。。という感じ。ジェームス・テイラーのイメージが、ちょっと、変った?!

6. Don't Change Horses / Tower Of Power

こういうファンキーなソウル色の強いのはあまり日本じゃ受けなかったみたいで、多分これも日本じゃヒットしていない。
私は結構好きだけど。

7. Help Me / Joni Mitchell

ジョニ・ミッチェルの最大のヒット曲。もう、大好き、この曲。以前にも記事を書いたことがあったっけ。
ジョニは、ウェストコーストなんて範疇を超えている。そもそもカナダ人だし、いろんな人に曲を提供し、幅広いジャンルのアーティストと競演している、素晴らしいソングライターだ。

8. Return Of The Grievous Angel / Gram Parsons & Emmylou Harris

エミルー・ハリスは、カントリー系シンガーとして有名だが、この曲は彼女のパートナーだった元フライング・バリット・ブラザーズのグラム・パーソンズとデュエットしたもの。彼はその後突然死してしまったようだけど。これまた日本じゃエミルー・ハリスみたいなカントリーシンガーはあまり受けなくて、彼女のヒット曲って全然知らない。名前はよく聞いたけど。

9. Here Comes Those Tears Again / Jackson Browne

暖かい声のジャクソン・ブラウンがしっとり歌い上げる名曲。この曲の収録されている「プリテンダー」は名作。

10. Lonely People / America

アルバム「ホリディ」からのヒット曲。"Tin Man"といい、この曲といい、この頃はなんか優しさを前面に押し出しているのはプロデューサー、ジョージ・マーティンのなせる業か?もっと、フォーキーなアメリカのほうが好きなんだけどな。

11. Sweet Surrender / Bread

ン〜、見事なブレッド節!はいはい、負けてあげましょう、降参ですわ^_^;

12. Someone To Lay Down Beside Me / Linda Ronstadt

こんなしっとり系の歌物も得意なリンダ。器用なんだか、才能なんだかよくわからないけど、何歌っていても可愛い色気がある。

13. Faithless Love / J.D. Souther

John David Southerのセカンドソロアルバム『ブラック・ローズ』からの曲。アコギと、ストリングスと、ホーンの音が静かに響いて、ロックとは違ったクラシカルな正統派といった雰囲気をかもし出している。リンダロンシュタットもこの曲を歌っている。このアルバム好きでよく聞いたな〜。

14. Popsicle Toes / Michael Franks

あ〜、なんかマイケル・フランクスまでもがウェストコーストロック、と言われてしまうと、ちょっと違和感を感じなくもない。
確かにカリフォルニアの人だけどね。これはもう完全にこの次に来るアダルトコンテンポラリー時代の幕開けを象徴する曲だと思う。ジャズやボサノバ、フュージョンの系統に入る人だと思うんだけどな。
この類の音は、結構日本人受けして、一大ブームとなった。

15. Midnight At The Oasis / Maria Muldaur

摩訶不思議な歌い方の歌姫、マリア・マルダー。ヘタウマ、と言えなくもない。一度聞いたら忘れられない歌声に入ること間違いなし。アンニュイを感じるこの曲、好きだった。

BGM: Michael Franks "Popsicle Toes"
posted by tomtomradio at 01:45| Comment(2) | TrackBack(1) | West Coast Rock Perfect Collection | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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